5.VB6.0の開発時における制限事項及び注意事項 |
1.開発環境における主な制限事項 2.エラー処理上の注意事項 3. 4. 5. 6. |
下記プログラムコードに関する補足・注意事項 動作確認:Windows Vista・Windows 7 (32bit) / VB6.0(SP6) Option :[Option Explicit] 参照設定:Microsoft Scripting Runtime 使用 API:なし その他 : : |
1.開発環境における主な制限事項 |
プロジェクトにおける制限事項
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2.エラー処理上の注意事項 |
開発環境におけるエラー処理における注意点として、VB6.0 のオプションの設定を確認、理解しておく事が必要です。 詳しくは、エラー処理のところで解説しますが、開発時は、エラーが発生した時、エラーが発生した場所で中断するようになっていると、どこでエラーが発生したかが分かるので便利ではあるのですが、On Error Resume Next のようなエラー処理のコードを書いていても、エラーが発生したところで止まってしまうので、On Error Resume Next のコードが有効になりません。 従って、エラー処理のコードを書いているようなプロジェクトでは、ツール→オプション→全般→エラートラップ でエラー処理対象外のエラーで中断にチェックやもしくは、クラス モジュールで中断にチェック入れておいて下さい。 [エラー発生時に中断]に設定されているとエラー処理が有効に働かない場合がありますので注意して下さい。 又、その逆にどこでエラーが発生しているか分からなくなるといった事になりますので、状況に応じて使い分けて使用するようにして下さい。 [ツール] メニューから [オプション] ダイアログボックスを開き、[全般] タブでエラートラップの設定を変更できます。 選択したオプションは、カレントセッションで有効になるだけでなく、それ以降の Visual Basic のすべてのインスタンスで既定値となります。 既定値を変更しないで、カレントセッションだけを変更する場合は、コードエディターウィンドウ上でマウスの右ボタンをクリックし、ショートカット メニューの [設定/解除] を選択します。 |
3. |
Option Explicit ステートメント モジュール内のすべての変数に対して、明示的な宣言を強制します。モジュールレベルで使用します。 Option Explicit ステートメントを利用して、既存の変数名の入力ミスや、変数の適用範囲 (スコープ) がわかりにくいコード内で変数名の競合を避けることができます。 Option Compare ステートメント 文字列データの既定の比較方法を設定します。モジュールレベルで使います。 Option Compare ステートメントは、モジュール内での文字列の比較方法 (Binary モード、Text モード、または Database モード) を指定するものです。Option Compare ステートメントが記述されていないモジュールでは、既定の文字列比較方法である Binary モードが使われます。 Binary モードでは、文字列比較の並べ替え順序は、バイナリ文字コードのコード順によって行われます。Microsoft WIndows 版 Visual Basicでは 、文字コードは Unicode で表現されるので、結果は Unicode のコード順によって決まります。Binary モードでの並べ替えの例を次に示します。(ただし、バージョン4.0 以前の Windows 16bit 版 Visual Basic、または Macintosh 版 Visual Basic では、文字コードはシフト JISで表現されていたため、結果が異なる場合があります。) "*" < "a" < "z" < "あ" < "ん" < "ア" < "ン" < "亜" < "*" < "A" < "ア" < "ン" Text モードでは、文字列比較は、オペレーティングシステムの国別情報の設定で決まります。日本語/日本の場合は、50 音順で、大文字と小文字、文字幅、カタカナとひらがなを区別しない並べ替え順になります。Text モードでの並べ替えの例を次に示します。 (*=*) < (0=0) < (9=9) < (A=a=A=a) < (B=b=B=b) < (ア=ア=あ) < (ン=ン=ん) < 亜 Database モードは、Microsoft Access でのみ使用できます。このモードの文字列比較の並べ替え順序は、データベースの文字列比較に適用される国別の ID によって決まります。 Option Base ステートメント 配列の添字の最小値の既定値を設定します。モジュールレベルで使用します。 Dim、Private、Public、ReDim、Static などの各ステートメントで To 節を使うと、より柔軟に配列の添字の範囲を設定できます。ただし、To 節で配列の添字の最小値を明示的に設定しない場合は、Option Base ステートメントを使って既定の最小値を 1 に設定できます。Array 関数またはキーワード ParamArray を使って作成する配列の添字の最小値は 0 です。Option Base ステートメントは、Array 関数またはキーワード ParamArray に影響を与えません。 Option Base ステートメントの設定が有効になるのは、ステートメントが記述されているモジュール内の配列の添字の最小値のみです。 |
4. |
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検索キーワード及びサンプルコードの別名(機能名) |
Visual Basic の制限事項 変数名の付け方 VB6入力制限 IDE 統合開発環境 |