VBレスキュー(花ちゃん)
VB2005用トップページへVBレスキュー(花ちゃん)のトップページVB6.0用のトップページ各掲示板

リンク元へ戻ります。 Excel・Word 関係のメニュー
1.VBからExcel及びWordを操作する時の注意事項
2.VBからエクセルを起動・終了する基本操作例
3.上記、基本操作例を使ってのVBからExcel にデータを送りグラフを表示
4.Excel ワンポイントテクニック集
5.Excel 2007 以降のリボンを操作する及びユーザーからの操作を禁止する
6.指定のセル範囲の列幅・行の高さを含めてコピー・アンド・ペーストする
7.
8.
9.
10.
11.VB6.0 からワードを起動・終了する基本操作例
12.Word の既存ファイルを読み込み検索・置き換え後保存する
13.VB6.0からExcel/Wordを起動しExcelの表をWordに貼付印刷する
14.VBから Word の差し込み印刷機能を使って[宛て名ラベル]を印刷する
15.Word の Tasks プロパティを使ってのタスク(プロセス)の一覧を取得・他
16.Word VBA 簡易リファレンス及び使用例
17.
18.
19.
20.


16.Word VBA 簡易リファレンス及び使用例 
1.Word VBA カーソルの移動関係の簡易リファレンス及び使用例
2.Word VBA 印刷関係の簡易リファレンス及び使用例
3.
4. 
5. 
6. 

 下記プログラムコードに関する補足・注意事項 
動作確認:Windows Vista・Windows 7 (32bit) / VB6.0(SP6) Word 2007/Word 2010(Word 2000〜Word 2003)
Option :[Option Explicit]
参照設定:
使用 API:

その他 :Word の起動及び終了は、[VBからワードを起動・終了する]を使ってサンプルをテストして下さい。
    :
このページのトップへ移動します。 1.Word VBA カーソルの移動関係の簡易リファレンス及び使用例
ご注意
使用例中の wdApp.Selection等は、コード(説明)の簡略化の為に使用しているのであって、実際のご使用では、使用する文書ファイル等を明記する記述に変更して下さい。
wdDoc.Activate
wdDoc.ActiveWindow.Selection
のようにするとか。直接、Selection を使わないような記述にするとか。又、詳しくは、ご使用のバージョンのWord VBAのヘルプをご覧下さい。
EndKey メソッド expression.EndKey(Unit, Extend)
選択範囲を指定された構成単位の末尾まで移動または拡張します。このメソッドは、実際に移動した量を文字数で示す整数を返します。また、正しく移動できなかった場合は、0 (ゼロ) を返します。
 Unit 省略可能。選択範囲又は移動する範囲の単位を指定
  
使用できる定数は、WdUnits クラスの定数の下記の定数
   wdStory    6 文末に移動
   wdColumn    9 表の列の末尾に移動
   wdLine    5 行末に移動
   wdRow    10 表の行の末尾に移動
 Extend 省略可能。  選択範囲又は移動する範囲の移動方法を指定
   wdMove    0 選択範囲は解除され移動する
   wdExtend   1 移動範囲を選択する
 使用例
 文書の末尾に移動します
 wdApp.Selection.EndKey Unit:=wdStory, Extend:=wdMove
 行の末尾に移動します
 wdApp.Selection.EndKey Unit:=wdLine, Extend:=wdMove
 現在地から行の末尾までを選択します
 wdApp.Selection.EndKey Unit:=wdLine, Extend:=wdExtend
HomeKey メソッド  expression.HomeKey(Unit, Extend)
選択範囲を指定された単位の先頭まで移動または拡張します。このメソッドは、選択範囲を実際に移動した量を文字数で示す整数を返します。また、正しく移動できなかった場合は、0 (ゼロ) を返します。
 Unit 省略可能。選択範囲又は移動する範囲の単位を指定
  使用できる定数は、WdUnits クラスの定数の下記の定数
   wdStory    6 文頭に移動
   wdColumn    9 表の列の先頭に移動
   wdLine    5 行頭に移動
   wdRow    10 表の行の先頭に移動
 Extend 省略可能。  選択範囲又は移動する範囲の移動方法を指定
   wdMove    0 選択範囲は解除され移動する
   wdExtend   1 移動範囲を選択する
 使用例
 文書の先頭に移動します
 wdApp.Selection.HomeKey Unit:=wdStory, Extend:=wdMove
 行の先頭に移動します
 wdApp.Selection.HomeKey Unit:=wdLine, Extend:=wdMove
GoTo メソッド  expression.GoTo(What, Which, Count, Name)
Document オブジェクトまたは Range オブジェクトの場合、ページ、ブックマーク、またはフィールドなど指定された項目の開始位置を表す Range オブジェクトを返します。
Selection オブジェクトの場合、指定された項目の直前の文字位置にカーソル位置を移動し、Range オブジェクトを返します。ただし、定数 wdGoToGrammaticalError、wdGoToProofreadingError、または wdGoToSpellingError を使用する場合は除きます。

 What 省略可能。指定範囲または選択範囲の移動先となる項目の種類を指定
     使用できる定数は、下記に示す WdGoToItem クラスの定数のいずれかです
   wdGoToBookmark      -1 ブックマークに移動
   wdGoToComment       6 コメントに移動
   wdGoToEndnote       5 文末に移動
   wdGoToEquation      10 方程式?
   wdGoToField        7 フィールド(分野)
   wdGoToFootnote      4 脚注に移動
   wdGoToGrammaticalError  14 文法エラーへ移動
   wdGoToGraphic       8 グラフィックへ移動
   wdGoToHeading       11 見出しへ移動
   wdGoToLine         3 行間を移動
   wdGoToObject        9 オブジェクトへ移動
   wdGoToPage         1 ページ間を移動
   wdGoToPercent       12 パーセント
   wdGoToProofreadingError 15 校正エラーへ移動
   wdGoToSection       0 セクションへ移動
   wdGoToSpellingError    13 スペルエラーへ移動
   wdGoToTable        2 テーブル間移動
 Which 省略可能。指定範囲または選択範囲の移動先となる項目の種類を指定。
   使用できる定数は、下記に示す WdGoToDirection クラスの定数のいずれかです。
   wdGoToAbsolute      1 wdGoToFirst と同じ、絶対値?に移動
   wdGoToFirst        1 最初に移動
   wdGoToLast        -1 最後に移動
   wdGoToNext        2 次に移動
   wdGoToPrevious      3 戻る
   wdGoToRelative      2 wdGoToNext と同じ
 Count 省略可能。文書での項目の番号を指定します。既定値は 1 です。
 Name 省略可能。引数WhatがwdGoToBookmark、wdGoToComment、wdGoToField、
 wdGoToObjectのいずれかである場合、この引数は名前を指定する。
 使用例
 2ページ目に移動します
 wdApp.Selection.GoTo What:=wdGoToPage, Which:=wdGoToAbsolute, Count:=2
 先頭ページに移動します
 wdApp.Selection.GoTo What:=wdGoToPage, Which:=wdGoToFirst
 文末方向に10行移動します
 wdApp.Selection.GoTo What:=wdGoToLine, Which:=wdGoToNext, Count:=10
 最後のページに移動します
 wdApp.Selection.GoTo What:=wdGoToPage, Which:=wdGoToLast
Move メソッド  expression.Move(Unit, Count)
指定範囲または選択範囲を開始位置または終了位置で解除し、選択が解除されたオブジェクトを指定された構成単位だけ移動します。このメソッドは、オブジェクトが実際に移動した構成単位を示す長整数型 (Long) の値を返します。移動が失敗した場合、0 (ゼロ) を返します。
 Unit 省略可能。移動する範囲の単位を指定
    使用できる定数は、下記に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdCell     12 表のセル間を移動
   wdCharacter   1 文字数単位で移動
   wdColumn     9 表の列方向に移動
   wdLine      5 行単位で移動
   wdParagraph   4 段落単位で移動
   wdRow      10 表の行方向に移動
   wdSection    8 セクション単位で移動
   wdSentence    3 文章単位で移動
   wdStory     6 文書の先頭または末尾に移動
   wdTable     15 テーブル単位で移動
   wdWord      2 単語単位で移動
 Count 省略可能。範囲を移動する構成単位を指定。正の値の場合、
 文末へ移動、負の値の場合、文頭方向に移動する。
 
使用例
 文末方向に10桁移動します
 wdApp.Selection.Move Unit:=wdCharacter, Count:=10
 文末方向に10行移動します
 wdApp.Selection.Move Unit:=wdLine, Count:=10
 文頭方向に5行移動します
 wdApp.Selection.Move Unit:=wdLine, Count:=-5
MoveDown メソッド  expression.MoveDown(Unit, Count, Extend)
選択範囲を文書の末尾方向に移動し、移動した構成単位の数を返します。
 Unit 省略可能。選択範囲を移動する構成単位を指定
    使用できる定数は、下記に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdLine     5 行単位で移動
   wdParagraph   4 段落単位で移動
   wdScreen    7 画面単位で移動
   wdWindow    11 ウィンドウ単位で移動
 Count 省略可能。選択範囲を移動する構成単位を指定。既定値は 1
 Extend 省略可能。選択範囲又は移動する範囲の移動方法を指定
   wdMove     0 選択範囲は解除され移動する(既定値)
   wdExtend    1 移動範囲を選択する
 
使用例
 文末方向に10行選択します
 wdApp.Selection.MoveDown Unit:=wdLine, Count:=10, Extend:=wdExtend
MoveEnd メソッド expression.MoveEnd(Unit, Count)
指定範囲または選択範囲の終了位置を移動します。このメソッドは、指定範囲または選択範囲が実際に移動した構成単位の数を返します。移動が失敗した場合は、0 を返します。
 Unit 省略可能。文字の終了位置を移動するだけの構成単位を指定
  使用できる定数は、下記に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdCell     12 表のセル間を移動
   wdCharacter   1 文字数単位で移動
   wdColumn     9 表の列方向に移動
   wdParagraph   4 段落単位で移動
   wdRow      10 表の行方向に移動
   wdSection    8 セクション単位で移動
   wdSentence    3 文章単位で移動
   wdStory     6 文書の先頭または末尾に移動
   wdTable     15 テーブル単位で移動
   wdWord      2 単語単位で移動
 Count 省略可能。移動する構成単位の数を指定。既定値は 1
 使用例
 文末方向に1行移動します
 wdApp.Selection.Move Unit:=wdLine, Count:=1
 選択範囲の終了位置を10行、末尾に移動します
 wdApp.Selection.MoveEnd Unit:=wdLine, Count:=10
 選択範囲の終了位置を10文字、末尾に移動します
 Dim Count As Integer
 Count = wdApp.Selection.MoveEnd(Unit:=wdCharacter, Count:=10)
 Ret = CreateObject("WScript.Shell").Popup _
 (Count & " 文字、選択範囲を末尾に移動しました", 4)
MoveLeft メソッド expression.MoveLeft(Unit, Count, Extend)
選択範囲を左方向に移動し、移動した構成単位の数を返します。
 Unit 省略可能。選択範囲を移動する単位を指定。
     使用できる定数は、下記に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdCell     12 表のセル間を移動
   wdCharacter   1 文字数単位で移動(既定値)
   wdSentence    3 文章単位で移動
   wdWord      2 単語単位で移動
 Count 省略可能。選択範囲を移動する単位を指定。既定値は 1
 Extend 省略可能。選択範囲又は移動する範囲の移動方法を指定
   wdMove      0 選択範囲は解除され移動する(既定値)
   wdExtend     1 移動範囲を選択する
 
使用例
 現在位置より左に10桁移動します
 wdApp.Selection.MoveLeft Unit:=wdCharacter, Count:=10
 現在位置より左に5単語移動します
 wdApp.Selection.MoveLeft Unit:=wdWord, Count:=5
MoveRight メソッド expression.MoveRight(Unit, Count, Extend)
選択範囲を右方向に移動し、移動した構成単位の数を返します。
 Unit 省略可能。選択範囲を移動する単位を指定。
     使用できる定数は、下記に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdCell     12 表のセル間を移動
   wdCharacter   1 文字数単位で移動(既定値)
   wdSentence    3 文章単位で移動
   wdWord      2 単語単位で移動
 Count 省略可能。選択範囲を移動する単位を指定。既定値は 1
 Extend 省略可能。選択範囲又は移動する範囲の移動方法を指定
   wdMove      0 選択範囲は解除され移動する(既定値)
   wdExtend     1 移動範囲を選択する
 
使用例
 現在位置より右に10桁移動します
 wdApp.Selection.MoveRight Unit:=wdCharacter, Count:=10
 現在位置より右に10単語移動します
 wdApp.Selection.MoveRight Unit:=wdWord, Count:=10
MoveRight メソッド expression.MoveRight(Unit, Count, Extend)
選択範囲を右方向に移動し、移動した構成単位の数を返します。
 Unit 省略可能。選択範囲を移動する単位を指定します。
  
使用できる定数は、下記に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdCell     12 表のセル間を移動
   wdCharacter   1 文字数単位で移動(既定値)
   wdSentence    3 文章単位で移動
   wdWord      2 単語単位で移動
 Count 省略可能。選択範囲を移動する単位を指定。既定値は 1
 Extend 省略可能。選択範囲又は移動する範囲の移動方法を指定
   wdMove      0 選択範囲は解除され移動する(既定値)
   wdExtend     1 移動範囲を選択する
 使用例
 現在位置より右に10桁移動します", 3)
 wdApp.Selection..MoveRight Unit:=wdCharacter, Count:=10
 現在位置より右に10単語移動します", 3)
 wdApp.Selection.MoveRight Unit:=wdWord, Count:=10
MoveStart メソッド  expression.MoveStart(Unit, Count)
指定範囲または選択範囲の開始位置を移動します。指定範囲または選択範囲の開始位置が実際に移動した構成単位を示す整数を返します。移動が失敗した場合は、0 (ゼロ) を返します。
 Unit 省略可能。開始位置を移動する構成単位数を指定します。
  
使用できる定数は、次に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdCell     12 表のセル間を移動
   wdCharacter   1 文字数単位で移動
   wdColumn     9 表の列方向に移動
   wdParagraph   4 段落単位で移動
   wdRow      10 表の行方向に移動
   wdSection    8 セクション単位で移動
   wdSentence    3 文章単位で移動
   wdStory     6 文書の先頭または末尾に移動
   wdTable     15 テーブル単位で移動
   wdWord      2 単語単位で移動
   wdLine      5 行方向に移動
 Count 省略可能。移動する構成単位の最大値を指定。既定値は 1
 
使用例
 現在選択開始位置を2行移動します
 wdApp.Selection.MoveStart Unit:=wdLine, Count:=2
MoveUp メソッド  expression.MoveUp(Unit, Count, Extend)
選択範囲を文書の先頭方向に移動し、移動した構成単位の数を返します。
 Unit 省略可能。選択範囲を移動する構成単位を指定
  使用できる定数は、下記に示す WdUnits クラスの定数のいずれかです。
   wdLine     5 行単位で移動
   wdParagraph   4 段落単位で移動
   wdScreen    7 画面単位で移動
   wdWindow    11 ウィンドウ単位で移動
 Count 省略可能。選択範囲を移動する構成単位を指定。既定値は 1
 Extend 省略可能。選択範囲又は移動する範囲の移動方法を指定
   wdMove     0 選択範囲は解除され移動する(既定値)
   wdExtend    1 移動範囲を選択する
 使用例
 文頭方向に4行選択します
 wdApp.Selection.MoveUp Unit:=wdLine, Count:=4, Extend:=wdExtend
その他移動に関するメソッド等
Browser プロパティ 垂直スクロールバーの [ジャンプ先の選択] ボタンを表す Browser オブジェクトを取得します。値の取得のみ可能です。
GoForward メソッド 作業中の文書内で直前に編集を行った 3 か所のいずれかに、カーソルを移動します。
GoToNext メソッド Range または Selection オブジェクトでは、引数 What に指定した次の項目または場所の開始位置を参照する Range オブジェクトを返します。このメソッドを Selection オブジェクトに使用すると、選択範囲は指定された項目に移動します。
GoToPrevious メソッド

引数 What に指定した前の項目または場所の開始位置を参照する Range オブジェクトを返します。GoToPreviousSelection オブジェクトに使用すると、選択範囲は指定された項目に移動します。

MoveEndUnil メソッド 文書内で指定された文字のいずれかが見つかるまで、指定範囲または選択範囲の終了位置を移動します。検索方向が下方向である場合、指定範囲または選択範囲は拡張します。
MoveEndWhile メソッド

指定された文字のいずれかが文書内で検索されると、指定範囲または選択範囲の終了位置を移動します。

MoveStartUntil メソッド

文書内で指定された文字が見つかるまで、指定範囲または選択範囲の開始位置を移動します。検索方向が上方向である場合、指定範囲または選択範囲は拡張されます。

MoveStartWhile メソッド

指定された文字のいずれかが文書内で検索されると、指定範囲または選択範囲の開始位置を移動します。

MoveUntil メソッド 文書内で指定された文字のいずれかが見つかるまで、指定範囲または選択範囲を移動します。
MoveWhile メソッド 文書内で指定された文字のいずれかを見つけると、指定範囲または選択範囲を移動します。
Next メソッド

次の段落を表す Paragraph オブジェクトを返します。

Previous メソッド

Browser オブジェクトに対して、ブラウザーターゲットで示された前の項目に選択を移動します。ブラウザーターゲットを変更するには、Target プロパティを使用します。

Relocate メソッド

アウトラインモードで、指定範囲内の段落を移動します。本文がアウトラインモードで折りたたまれているか、または範囲に含まれる場合にのみ、本文は見出しと共に移動します。

StartOf メソッド

指定範囲または選択範囲の開始位置を、最も近い指定された文字列の構成単位の先頭まで移動または拡張します。このメソッドは、指定範囲または選択範囲を移動または拡張する文字数を示す長整数型 (Long) の値を返します。文書の先頭方向に移動する場合は、負数を返します。

Target プロパティ Previous メソッドおよび Next メソッドを使用して移動する文書の項目を設定します。値の取得および設定が可能です。

このページのトップへ移動します。 2.Word VBA 印刷関係の簡易リファレンス及び使用例
ご注意
使用例中の wdApp.Selection等は、コード(説明)の簡略化の為に使用しているのであって、実際のご使用では、使用する文書ファイル・環境等を明記する記述に変更して下さい。
又、詳しくは、ご使用のバージョンのWord VBAのヘルプをご覧下さい。
ActivePrinter プロパティ
有効なプリンターの名前を設定します。値の取得および設定が可能です。
使用例
アクティブなプリンター名を取得します
MsgBox "アクティブプリンターは、[" & wdApp.ActivePrinter & "]です。"
LPT1 に接続されているローカルな EPSON LP-1400 プリンターを有効プリンター(通常使うプリンター)に設定します
wdApp.ActivePrinter = "EPSON LP-1400 on LPT1:"
USB に接続されているローカルな EPSON PM-770C プリンターを有効プリンター(通常使うプリンター)に設定します
wdApp.ActivePrinter = "EPSON PM-770C on NE05:"
BackgroundPrintingStatus プロパティ
バックグラウンド印刷の待ち行列に含まれている印刷ジョブの数を取得します。値の取得のみ可能
使用例
Dim lngStatus As Long
If wdApp.Options.PrintBackground = True Then
  lngStatus = wdApp.Application.BackgroundPrintingStatus
End If
MsgBox "バックグラウンド印刷の待ち行列に" & vbCrLf & "現在登録されている Word の印刷ジョブの数は、" & lngStatus & "個です"
ClosePrintPreview メソッド
指定された文書を印刷プレビューから、その前に使用していた表示モードに切り替えます。
指定された文書の表示モードが印刷プレビューでない場合は、エラーが発生します。

使用例
wdDoc.PrintPreview
MsgBox "印刷プレビューを閉じます"
wdDoc.ClosePrintPreview
DefaultTray プロパティ
DefaultTrayID プロパティ
文書を印刷するときにプリンターで使用する既定の用紙トレイを設定します。値の取得および設定が可能
使用例
MsgBox "デフォルトのトレイは、" & wdApp.Options.DefaultTray & "です"
Magnifier プロパティ
True を設定すると、印刷プレビュー画面で虫眼鏡の形のマウスポインターが表示されます。このマウスポインターでクリックすると、ページを拡大したり、ページ全体または複数ページを表示できるように縮小することができます。値の取得および設定のみ可能
使用例
wdDoc.PrintPreview
'マウスポインターを文字を挿入する形 (T字型ポインター) に変更します
'デフォルトは True で虫眼鏡の形のマウスポインターが表示されます
wdDoc.ActiveWindow.View.Magnifier = False
PrintBackground プロパティ
True を設定すると、バックグラウンドで文書が印刷されます。値の取得および設定が可能
使用例
'バックグラウンドで文書が印刷されるように設定し文書を印刷します
wdApp.Options.PrintBackground = True
wdDoc.PrintOut
PrintOut メソッド expression.PrintOut(Background, Append, Range, OutputFileName, From, To, Item, Copies, Pages, PageType, PrintToFile, Collate, FileName, ActivePrinterMacGX, ManualDuplexPrint, PrintZoomColumn, PrintZoomRow, PrintZoomPaperWidth, PrintZoomPaperHeight)
指定された文書の全部または一部を印刷します
使用例
'作業中の文書の現在のページを印刷します
wdDoc.PrintOut Range:=wdPrintCurrentPage

'ファイル名を指定して印刷
wdApp.PrintOut FileName:="c:\test.doc"

※ 引数が多いので詳しくは、ヘルプを参照して下さい。
PrintPreview メソッド
表示モードを印刷プレビューに切り替えます。
使用例
wdDoc.PrintPreview
Ret = CreateObject("WScript.Shell").Popup("表示モードを印刷プレビューから下書き表示に切り替えます", 3)
wdDoc.ClosePrintPreview
PrintPreview プロパティ
True を設定すると、現在の表示モードは印刷プレビューになります。値の取得および設定が可能
使用例
wdApp.PrintPreview = True
Ret = CreateObject("WScript.Shell").Popup("表示モードを印刷プレビューから下書き表示に切り替えます", 3)
wdApp.PrintPreview = False
wdApp.ActiveWindow.View.Type = wdNormalView
PrintProperties プロパティ
True を設定すると、ファイルの概要を別のページに印刷します。False を設定すると、印刷されません。値の取得および設定が可能。
使用例
wdApp.Options.PrintProperties = True
wdDoc.PrintOut
PrintReverse プロパティ
True を設定すると、ページが逆の順序で印刷されます。値の取得および設定が可能
使用例
wdApp.Options.PrintReverse = True
wdDoc.PrintOut
'設定を元に戻す
wdApp.Options.PrintReverse = False
その他印刷に関するメソッド等
DefaultLaserTray プロパティ 宛名ラベルのシートを印刷するための既定の用紙トレイを設定。値の取得および設定が可能
DefaultOmitReturnAddress プロパティ True を設定すると、既定の設定では差出人住所を印刷しません。値の取得および設定が可能
DotMatrix プロパティ 指定したカスタムラベルを印刷するプリンターの種類がドットマトリックスである場合、このプロパティの値は True です。プリンターの種類がレーザーまたはインクジェットである場合、このプロパティの値は False です。値の取得のみ可能
Envelope オブジェクト 封筒の宛名を文書に追加せずに印刷する
FirstPageTray プロパティ 文書またはセクションの先頭ページに対して使用する用紙トレイを設定します。値の取得および設定が可能
MailingLabel オブジェクト PrintOut メソッドを使用して、[ラベルオプション] ダイアログボックスの [製品番号] ボックスに表示される宛名ラベルを印刷します
MapPaperSize プロパティ True を設定すると、別の国/地域の標準的な用紙サイズ (たとえば、レター) の書式が設定された文書は、日本の標準的な用紙サイズ (たとえば、A4) に正しく印刷できるように自動的に調整されます。値の取得および設定が可能
OtherPagesTray プロパティ 文書またはセクションの先頭ページ以外のすべてのページに対して使用する用紙トレイを設定します。値の取得および設定が可能
PrintComments プロパティ True を設定すると、文書を印刷した後、別のページにコメントが印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintDraft プロパティ True を設定すると、最小限の書式だけを使って印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintDrawingObjects プロパティ True を設定すると、Word で作成した文書中のオブジェクトが印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintEvenPagesInAscendingOrder プロパティ True を設定すると、手差し両面印刷時に偶数ページが昇順で印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintFieldCodes プロパティ True を設定すると、フィールドの実行結果ではなくフィールドコードが印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintFormsData プロパティ True を設定すると、あらかじめ印刷されたオンラインフォームに対応するデータだけが印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintHiddenText プロパティ True を設定すると、隠し文字が印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintOddPagesInAscendingOrder プロパティ True を設定すると、手差し両面印刷時に奇数ページが昇順で印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintPostScriptOverText プロパティ True を設定すると、PostScript プリンターを使用する場合、文書中の PRINT フィールドのインストラクション (PostScript コマンドなど) は文字列およびグラフィックスの先頭に印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintRevisions プロパティ True を設定すると、変更履歴を付けて文書が印刷されます。False を設定すると、変更履歴は印刷されずに、変更履歴が反映された結果が印刷されます。値の取得および設定が可能
PrintXMLTag プロパティ 文書の印刷時に XML タグを印刷するかどうかを表すブール型 (Boolean) の値を返します。[オプション] ダイアログボックスの [印刷] にある [XML タグ] チェックボックスに対応しています。True の場合は、タグが印刷されます。False の場合、タグは印刷されません。
UpdateFieldsAtPrint プロパティ True を設定すると、文書を印刷する前に自動的にフィールドが更新されます。値の取得および設定が可能
UpdateLinksAtPrint プロパティ

True を設定すると、印刷する前に文書中のリンク情報が更新されます。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。

   

このページのトップへ移動します。 3.


このページのトップへ移動します。 4.


このページのトップへ移動します。 5.


このページのトップへ移動します。 6.


このページのトップへ移動します。 検索キーワード及びサンプルコードの別名(機能名)
VB6.0 から Word を起動する VB6.0 から Word を終了する VB6.0 から ワード を起動する VB6.0 から ワード を終了する
Word VBA 簡易リファレンス及び使用例 Word VBA 印刷間関係のリファレンス ヘルプ VBA リファレンス マイクロソフトワード
VBA  Visual Basic for Applications


このページのトップへ移動します。