MSFlexGridのプロパティって数が多く見慣れない名前の物が多いせいか、便利な機能なのに案外知られていない物があります。
独自の解釈による分類をしておりますので検討をつけて探して下さい。詳しくはヘルプを見て下さい。 |
色に関するプロパティ・メソッド |
BackColor |
すべての非固定型のセルの色を設定します。 |
MSFlexGrid1.BackColor = QBColor(14) |
BackColorBkg |
グリッドのバックグラウンドの背景色(セル以外の部分)を設定します。 |
MSFlexGrid1.BackColorBkg = QBColor(12) |
BackColorFixed |
固定のセルの背景色を設定します。 |
MSFlexGrid1.BackColorFixed = QBColor(9) |
BackColorSel |
カレントセルの背景色を設定します。但し、FocusRect =flexFocusNoneの時に有効 |
MSFlexGrid1.BackColorSel = QBColor(10) |
CellBackColor |
個々のセルまたは特定範囲のセルの背景色を設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellBackColor = QBColor(12) |
CellForeColor |
個々のセルまたは特定範囲のセルの前景色を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.CellForeColor = QBColor(12) |
ForeColor |
コントロールの非固定セルのテキストの色を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.ForeColor = QBColor(12) |
ForeColorFixed |
コントロールの固定セルの文字色を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.ForeColorFixed = QBColor(12) |
ForeColorSel |
コントロールの選択されている部分の文字色を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.ForeColorSel = QBColor(12) |
GridColor |
コントロールの非固定セルのグリッド線の色を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.GridColor = QBColor(12) |
GridColorFixed |
コントロールの固定セルのグリッド線(右と下側の外枠)の色を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.GridColorFixed = QBColor(12) |
行・列に関するプロパティ・メソッド |
AddItem |
1行挿入する。1行分のデータを一括で書き込む事ができます。 |
MSFlexGrid1.AddItem "", MSFlexGrid1.Row |
AllowBigSelection |
列見出しまたは行見出しをクリックすると、その列または行全体が選択されるようにするかどうかを設定します。値の取得も可能です。 |
MSFlexGrid1.AllowBigSelection =True |
AllowUserResizing |
ユーザーがマウスを使って、行および列のサイズを変更できるかどうかを決定する値を設定します。値の取得も可能です。 |
MSFlexGrid1.AllowUserResizing =True |
CellAlignment |
カレントセル内でのデータの水平配置および垂直配置を決定する値を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.CellAlignment = flexAlignRightBottom |
CellPicture |
カレントセルまたはセルの範囲に表示されるイメージを設定・取得します |
Set MSFlexGrid1.CellPicture = LoadPicture("c:\Face.ico") |
Clear メソッド |
コントロールの内容をクリアします。すべてのテキスト、ピクチャーおよびセルの書式もクリアします。このメソッドは、行および列の総数には影響しません。
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MSFlexGrid1.Clear |
Col |
アクティブセル(列)の座標を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.Col = 3 CurrentCol=MSFlexGrid1.Col |
ColData |
列を識別するユーザー定義番号を設定・取得します |
ヘルプ参照 |
Cols |
コントロール内の列の総数を設定・取得します |
MSFlexGrid1.Cols = 5 MyCols = MSFlexGrid1.Cols |
ColSel |
セルの範囲の先頭列と最終列を設定します。値の取得も可能です |
MyColSel = MSFlexGrid1.ColSel |
ColWidth |
指定のバンド内の列の幅をtwip 単位で設定・取得します。
※ ColWidth はdefault のままなら、 ColWidth = -1 を返します。 |
MSFlexGrid1.ColWidth(1) = 1500 '指定列の場合
MSFlexGrid1.ColWidth(-1) = 1500 '全ての列の場合 |
FixedCols |
コントロール内の固定型の列の総数を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.FixedCols = 2 |
FixedRows |
コントロール内の固定型の行の総数を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.FixedRows = 2 |
MergeCells |
複数の行または列の範囲で、同じ内容のセルを単一のセルにグループ化するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。 |
MSFlexGrid1.MergeCells = flexMergeFree |
MergeCol |
内容をマージできる列を指定する値を設定します。 |
MSFlexGrid1.MergeCol(3) = True
MSFlexGrid1.MergeCells = flexMergeFree |
MergeRow |
内容をマージできる行を指定する値を設定します。 |
MSFlexGrid1.MergeRow(3) = True
MSFlexGrid1.MergeCells = flexMergeFree |
MouseCol |
現在のマウスポインターの位置の列番号を返します(ヘルプの解説は要注意 設定は出来ません) |
myMouseCol = MSFlexGrid1.MouseCol |
MouseRow |
現在のマウスポインターの位置の行番号を返します |
myMouseRow = MSFlexGrid1.MouseRow |
RemoveItem |
指定された行全体を削除します。 |
MSHFlexGrid1.RemoveItem i |
Row |
アクティブセル(行)の座標を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.Row = 3 CurrentRow=MSFlexGrid1.Row |
RowData |
行を識別するユーザー定義番号を設定・取得します |
ヘルプ参照 |
RowHeight |
指定された行の高さをtwip 単位で設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.RowHeight(2) = 350 '指定行
MSFlexGrid1.RowHeight(-1) = 350 '全行に対して |
RowHeightMin |
コントロール全体で最も低い行の高さをtwip 単位で設定します。値の取得も可能です。 |
MSFlexGrid1.RowHeightMin = 400 |
Rows |
コントロール内の行の総数を設定・取得します |
MSFlexGrid1.Rows = 8 MyRows = MSFlexGrid1.Rows |
RowSel |
セルの範囲の先頭行と最終行を設定します。値の取得も可能です。 |
MSFlexGrid1.RowSel = 2 MSFlexGrid1.ColSel = 4 |
SelectionMode |
行単位または列単位の範囲指定を可能にするかどうか指定する値を設定します |
MSFlexGrid1.SelectionMode = flexSelectionByRow |
外観に関するプロパティ・メソッド |
Appearance |
実行時にコントロールが立体的に表示されるかどうかを設定します。 |
MSFlexGrid1.Appearance = flex3D |
ScrollTrack |
コントロールが内容をスクロールするかどうかを決定する値を設定します。 |
MSFlexGrid1.ScrollTrack = True |
図形・線等に関するプロパティ・メソッド |
CellPictureAlignment |
カレントセルまたは選択されたセルの範囲内のピクチャーの配置を設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellPictureAlignment = flexAlignCenterCenter |
FocusRect |
コントロールがカレントセルにフォーカスを示す四角形を描くかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。 |
MSFlexGrid1.FocusRect = flexFocusNone
MSFlexGrid1.HighLight = flexHighlightAlways |
HighLight |
コントロール内で選択されたセルを強調表示するかどうかを指定する値を設定します。 |
MSFlexGrid1.HighLight = flexHighlightNever |
GridLines |
非固定セルのグリッド線のスタイルを設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.GridLines = flexGridNone |
GridLinesFixed |
固定セルのグリッド線のスタイルを設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.GridLinesFixed = flexGridNone |
GridLineWidth |
非固定セルのグリッド線の幅をピクセル単位で設定・取得します。
固定セルのグリッド線の幅にも影響します。
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MSFlexGrid1.GridLineWidth = 3 |
GridLineWidthFixed |
固定セルのグリッド線の幅をピクセル単位で設定・取得します。
こちらは、非固定セルのグリッド線の幅に影響をあたえません。
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MSFlexGrid1.GridLineWidthFixed = 3 |
テキストに関するプロパティ・メソッド |
ColAlignment |
列内のデータの配置を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.ColAlignment(3) = flexAlignCenterCenter |
FixedAlignment |
固定列テキストに表示するデータの配置を設定・取得します |
MSFlexGrid1.FixedAlignment(3) = flexAlignCenterCenter |
TextStyle |
非固定セルのテキストの3D表示を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.TextStyle = flexTextRaised |
TextStyleFixed |
固定セルのテキストの3D表示を設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.TextStyleFixed = flexTextRaised |
WordWrap |
テキストのワードラップ(折り返し機能)を設定・取得します |
MSFlexGrid1.WordWrap = True |
フォントに関するプロパティ・メソッド |
CellFontBold |
カレントセルのフォントを太字に設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellFontBold = True |
CellFontItalic |
カレントセルのフォントを斜体に設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellFontItalic = True |
CellFontName |
カレントセルのテキストを特定のフォントに設定します。 |
MSFlexGrid1.CellFontName = "MS 明朝" |
CellFontSize |
カレントセルのフォントサイズをポイント単位で設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellFontSize = 12 |
CellFontStrikeThrough |
カレントセルのフォントに取り消し線のスタイルを設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellFontStrikeThrough = True |
CellFontUnderline |
カレントセルのフォントにアンダーラインを設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellFontUnderline = True |
CellFontWidth |
カレントセルのテキストの幅をポイント単位で設定・取得します。
横倍角文字を作成できる
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MSFlexGrid1.CellFontWidth = 18 |
CellTextStyle |
特定のセルまたはセルの範囲にあるテキストに立体表示のテキストを設定・取得します |
MSFlexGrid1.CellTextStyle = flexTextInset |
Font |
既定のフォントまたは個々のセルのフォントを設定・取得します。 |
MSFlexGrid1.Font = "MS 明朝" |
FontWidth |
表示されるテキストのフォントの幅をポイント単位で設定・取得します。
横倍角文字のようなものが作れる
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MSFlexGrid1.FontWidth = 7 |
編集に関するプロパティ・メソッド |
CellLeft |
カレントセルの左端の位置を返します。(ヘルプ不親切) |
myCellLeft = MSFlexGrid1.CellLeft |
CellTop |
カレントセルの上端の位置を返します。(ヘルプ不親切) |
myCellTop = MSFlexGrid1.CellTop |
CellWidth |
カレントセルの幅を返します。(ヘルプ不親切) |
myCellWidth = MSFlexGrid1.CellWidth |
CellHeight |
カレントセルの高さを返します。(ヘルプ不親切) |
myCellHeight = MSFlexGrid1.CellHeight |
Clip |
選択された領域内のセルの値を設定します。値の取得も可能です
※ 値の設定は早いが、取得は遅い(範囲が少ないなら問題ないが) |
myStr = "James" + Chr(9) + "Nancy" + Chr(9) + "Lisa"
MSFlexGrid1.Clip = myStr |
ColIsVisible |
指定された列が現在表示されているかどうかを示す値を返します |
myColIsVisible = MSFlexGrid1.ColIsVisible(2) |
ColPos |
コントロールの左上隅から指定された列の左上隅までの距離を示す値をtwip 単位で返します。 |
myColPos = MSFlexGrid1.ColPos(2) |
ColPosition() |
列の位置を設定します。列を特定の位置に移動できます |
MSFlexGrid1.ColPosition(3) = 5 |
FillStyle |
コントロールのセルの書式設定をするプロパティの 1 つが変更されたとき、その変更を選択されたすべてのセルに適用するかどうかを指定する値を設定します。値の取得も可能です。 |
MSFlexGrid1.FillStyle = flexFillRepeat |
FormatString |
列の幅、配置、固定型の行のテキスト、および固定型の列のテキストを設定します。
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s$ = "|氏名|住所|電話番号|保険証番号"
s$ = s$ + ";|佐藤|田中|山田|鈴木"
MSHFlexGrid.FormatString = s$ |
LeftCol |
コントロールの左端に表示する非固定型の列を設定・取得します。(列をスクロールする時に一番左端に表示したい列番号) |
MSFlexGrid1.LeftCol = 5 ’スクロール時の先頭列 |
Picture |
Pictureコントロール等へMSFlexGrid1のスナップショットを送ります |
Set Picture1.Picture = MSFlexGrid1.Picture |
Redraw |
コントロールで変更が行われた後、自動的に再描画するかどうかを指定する値を設定します。書き込み時の再描画を抑制して表示速度を早くするような場合にも使用します。 |
MSFlexGrid1.Redraw = True |
RowIsVisible |
指定の行が現在画面に表示されているかどうかを返します |
myRowIsVisible = MSFlexGrid1.RowIsVisible(3) |
RowPos |
コントロールの左上隅から指定の行の左上隅までの距離をtwip 単位で返します。 |
myRowPos = MSFlexGrid1.RowPos(5) |
RowPosition |
行の位置を設定します。行を特定の位置に移動できます |
MSFlexGrid1.RowPosition(3) = 5 |
Sort |
選択された基準に従って選択行を並べ替える値を設定します。 |
MSFlexGrid1.Col = "[ソート対象列]"
MSFlexGrid1.Sort = flexSortGenericAscending |
Text |
セルのテキスト内容を設定・取得します |
MSFlexGrid1.Text = "あいう" |
TextArray |
関数を定義することにより、cellindex の計算方法を示します。 |
MSFlexGrid1.TextArray(faIndex(i, 1)) = "詳しくはヘルプ参照" |
TextMatrix |
任意のセルのテキストを設定します。値の取得も可能です。セルへの読み書きはこちらの方が高速に処理されます。 |
MSFlexGrid1.TextMatrix(5, 4) = "1234" |
TopRow |
コントロールの先頭に表示される非固定型の行を設定・取得します。(行をスクロールする時に一番上に表示したい行番号) |
MSFlexGrid1.TopRow = 7 ’スクロール時の先頭行 |
その他のプロパティ・メソッド |
DataSource |
連結するデータソースを設定・取得します。 |
Set Text1.DataSource = ADODC1 |
PictureType |
Picture プロパティによって生成されるピクチャーの種類(カラーか白黒かを)を設定します。 |
MSFlexGrid1.PictureType = flexPictureColor |
Version |
MSHFlexGridコントロールのバージョン番号を返します |
Debug.Print MSFlexGrid1.Version |