1.Command ボタンに関するワンポイントテクニック集 |
1.プログラム上からコマンドボタンのクリックイベントを実行する 2.コマンドボタンに画像を表示又はバックカラーを設定 3.コマンドボタン上で矢印キーでの移動を禁止する 4. 5. 6. |
下記プログラムコードに関する補足・注意事項 動作確認:Windows Vista・Windows 7 (32bit) / VB6.0(SP6) Option :[Option Explicit] 参照設定: 使用 API: その他 : : |
1.プログラム上からコマンドボタンのクリックイベントを実行する |
基本的には、複数の個所から使用するような処理は、Click イベントのようなところに書かずに、Sub プロシージャに書くべきですがテストコードのような場合や書き直すのが面倒な場合についつい使ってしまいます。 よく見かけるのが下記の2方法でしょうか。 Call Command1_Click Command1.Value = True どちらも動作的にはほぼ同じかとは思いますが、Call Command1_Click は、そのイベントルーチンを呼び出している事になり、Command1.Value = True は、そのイベントを発生させている事になります。 従って、私的には、Call Command1_Click は、イベント を呼ぶ事になり、違和感を覚えます。 使用されるのなら、Command1.Value = True の方をお薦めします。 |
2.コマンドボタンに画像を表示又はバックカラーを設定 |
標準の設定では、BackColor プロパティや Picture プロパティを設定しても反映されません。 反映させるには、Style プロパティの設定を 1 - グラフィック(vbButtonGraphical) に設定しておく必要があります。 Style プロパティは、実行時には設定できませんので、デザイン時に設定しておいて下さい。 これで、コマンドボタンの表面に画像を表示したり、コマンドボタンのバックカラーを変更する事ができます。 但し、文字色はプロパティの設定等ではできません。 設定結果 |
3.コマンドボタン上で矢印キーでの移動を禁止する |
本来、Windows の仕様で、ボタン系コントロールの上では、矢印キーを検知する事(VBの標準の機能では)もできませんので、制御する事もできません。 一番簡単な方法は、BorderStyle = 0 のフレーム上にコマンドボタンを個別に配置して下さい。 ボタン系コントロールは、同一のコンテナーに配置されたコントロール間で、カーソルキーでフォーカス移動すると言う特性が有るため、それを逆に利用する事にすれば、別のボタンと隔離することになりフォーカスが矢印キーでは移動しなくなります。 |
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検索キーワード及びサンプルコードの別名(機能名) |
コマンドボタンに関するワンポイントテクニック集 |