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タイトル Re: 接続先のWindowsServerを64bitへ変更
投稿日: 2019/08/23(Fri) 01:58
投稿者魔界の仮面弁士
> ■WindowsServer2016(64bit)/SQLServer2016に変更

Windows Server が 2016 になりましたので、Windows Server CAL の購入が必要かも知れません。
(SQL Server の方の接続ライセンスは、Server+CAL モデルか コア・ベースオプションかで異なる)

新しいサーバーに設置後、Firewall 設定で必要なポートを開けておく必要があったりしますが、
そのあたりの事情は、SQL Server 2005 の頃と変わらないはずです。


> ■クライアント側端末PCの環境やアプリケーションは基本的にそのまま

OLE DB Provider for SQL Server での接続でしょうか。
あるいは、ODBC 接続でしょうか。


> 32bitのアプリケーションで64bitのサーバー側への
> 接続がそもそも出来ないなど、あるのでしょうか?

通信上の大きな違いは無いため、引き続き 64bit OS 上のデータベースにアクセスすることができます。
もちろん 64bit OS 上で VB6 アプリを使う場合は、WOW64 による 32bit 動作となりますが、
クライアント PC が 32bit であれ 64bit であれ、VB6 アプリからの接続は引き続き可能です。


ただし Provider=SQLOLEDB での接続は、もはや推奨されていないことに注意してください。
現在は Provider=MSOLEDBSQL での接続、もしくは ODBC 接続がサポートされています。
ODBC 接続の場合も、Microsoft 製ドライバーだけでも 3 世代、他社製有償ドライバーも含めれば
さらに数種類のバージョンがありますので、何で接続するかの選定も合わせて行いましょう。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/connect/connect-history?view=sql-server-2017
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/connect/oledb/applications/installing-oledb-driver-for-sql-server?view=sql-server-2017

いずれの接続形態をとるにしても、クライアントには、「32bit 版」のモジュールが
インストールされていることが大前提となります。
(サーバーが 64bit であったとしても、VB6 自体は 32bit アプリであるため)

ADO からの接続であれば、拡張子 .udl な 0 バイトのファイルを用意し、
それをダブルクリックで実行して、接続確認を行うことができます。
接続できた場合は、そのファイルをメモ帳で開けば、接続文字列が入手できますね。

※ 64bit 環境で 32bit での接続確認を行う場合には、
 32bit プロセスである C:\Windows\SysWOW64\cmd.exe から *.udl を起動します。



以下、追加情報として:

https://stackoverflow.com/questions/44033982/vb6-and-sql-server-2016-express-connection-string
https://social.msdn.microsoft.com/Forums/en-US/87b80d54-4f3e-496f-86b4-9f79afeccdc6/vb60-ado26-and-sql-2016?forum=sqldatabaseengine
http://maigo-pg.seesaa.net/article/443500968.html

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