タイトル : Re: VB6の再インストール時にService Packエラーが出る 投稿日 : 2018/02/20(Tue) 16:58 投稿者 : 魔界の仮面弁士
バージョンではなく、バァージョンでしたか。 その表記のエラーメッセージは見たことは無いのですが、Windows 7 に標準実装されている VB6 のランタイムの一部は、VB6 SP6 のそれよりも後発のバージョンであることは確かです。 そのため一部のコンポーネントは、インストール時にスキップされるようになっています。 そしてさらに、Windows Update (の必須ではないオプション)によっても ランタイムの一部は、さらに後継バージョンに更新されるようになっています。 > mscomctl.ocxの読込エラーが起き、ファイルが開かなくなりました。 UAC 関連のセキュリティ強化により、VB6.EXE のプロパティ から [互換性] タブ → [すべてのユーザーの設定を変更] で [管理者としてこのプログラムを実行する] にチェックを入れておかないと、 一部のコンポーネントを利用できないことがあるようです。 > 今考えれば、SP6を再インストールしてmscomctl.ocxを再登録すればよかったかもしれませんが、 アンインストール済みとのことなので今更ではありますが、手動で再登録するのであれば、 古いバージョンの mscomctl.ocx を再登録しないよう気をつけねばなりません。 また、32bit 版の ActiveX コントロールと 64bit 版のとり違いにも注意しましょう。 32bit 版の Windows なら C:\Windows\System32\regsvr32.exe を使い、 64bit 版の Windows なら C:\Windows\SysWow64\regsvr32.exe を使って アンレジスト(/u オプション) および再レジストを実施します。 regsvr32 /u C:\Windows\System32\MSCOMCTL.OCX regsvr32 C:\Windows\System32\MSCOMCTL.OCX なお、MSComCtl.dep によれば、MSComCtl.ocx Version 6.1.98.34 には ComCat.dll と MSCmCJP.dll も必要になるようです。 このほか、regtlib.exe を用いてみるという意見もあるようです。 https://qiita.com/Q11Q/items/e546e3077e2b329870e3 > それでVB6をアンインストールして、再インストールしましたが、上記と同じ現象がでて進みません。 「システムの復元」に、VS2017 インストール前の状態の復元ポイントは残っていないでしょうか? > インストールの最初に「プログラム互換性アシスタント」の画面が出ませんでした。 プログラム互換性アシスタントの対象であったかどうかは把握していないのですが、 もしも前回導入時に表示されていたのだとしたら、その時に、左下の 「今後、このメッセージを表示しない」オプションにチェックを付けたりはしませんでしたか? それと、VB.NET 2002〜VB2015 までは、 C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio .NET\ C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio .NET 2003\ C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 8\ C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 9.0\ C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\ C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 11.0\ C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\ C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\ というファイルパスだったものが、VB2017 になって C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\ に変更されたという経緯があります。 しかしながら、Visual Studio 6.0 の既定のフォルダーは C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\ ですので、インストール先パスが被ってしまいます。 今回、2017 と 6 の両方をアンインストールしたことで、 "Microsoft Visual Studio" のフォルダーが完全に消えているのならば 良いのですが、もしもフォルダーが残存しているのであれば、 VB6 インストールの途中でカスタムインストールを指定し、 それ以外のインストール先、たとえば C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 6.0\ などにしておいたが方が良いかもしれません。 |