フォームの表示サイズ及び表示位置
                                                        玄関へお回り下さい。
フォームを画面の中央に表示する         (100)
     VB5.0からの機能だと思うのですがフォームの StartUpPosition プロパティを 2 (画面全体の中央に指定します)に設定することで実現できます。

ヘルプには
構文
  object.StartUpPosition = position
解説
StartUpPosition プロパティをプログラムまたは [プロパティ] ウィンドウで設定できます。と書いてはありますが Form1.StartUpPosition = 2 とプログラミングすると値の取得のみ可能なプロパティ・・・・・のエラーが表示され値を設定することは出来ません。デザイン時にプロパティで設定して下さい。

プログラム上で実行する場合

Option Explicit   'SampleNo=100 WindowsXP VB6.0(SP5) 2002.05.19

Private Sub Form_Load()
'フォームを画面の中央に表示
  Dim ScHe As Integer
  Dim ScWi As Integer
  ScHe = Screen.Height
  ScWi = Screen.Width
  Form1.Move (ScWi \ 2) - (Form1.Width \ 2), (ScHe \ 2) - (Form1.Height \ 2)
  '又はフォームの StartUpPosition プロパティを 2 に設定
End Sub


フォームの最大化・最小化を取得する         (100)
     WindowState プロパティの値を取得することで実現出来ます。

Private Sub Form_Resize()
'ウィンドウの表示状態を取得する
  Select Case Me.WindowState
    Case vbMaximized
      Label1.Caption = "最大"
    Case vbMinimized
      Label1.Caption = "最小"
    Case Else
      Label1.Caption = "デフォルト"
  End Select

End Sub


次の例はコマンドボタンをクリックする度に最大化・元のサイズにと変更する

Private Sub Command1_Click()
'ウィンドウの表示状態を設定する
  'クリック毎に表示を切り替え
  If Form1.WindowState = vbMaximized Then
    Form1.WindowState = vbNormal
  ElseIf Form1.WindowState = vbNormal Then
    Form1.WindowState = vbMaximized
  End If
End Sub


最小化に設定後元のサイズに戻す

Private Sub Command2_Click()
  '最小化に設定
  Form1.WindowState = vbMinimized
  Timer1.Interval = 2000
End Sub


Private Sub Timer1_Timer()
  '2秒経ったら元のサイズに戻す
  Form1.WindowState = vbNormal
  Timer1.Interval = 0
End Sub


蛇足ですが
       フォームの最小化・最大化ボタンを無効にするにはフォームの MaxButton 又は MinButton のプロパティを False に設定して下さい。

×ボタンを無効にするにはここのHPのイベントプロシージャ関係の所に記載されています。




2002/05/19