MAPIの送信サンプルで、送信先に
MAPIMessages1.RecipAddress = "SMTP:" & Text2.Text
というのがあるのですが、「SMTP:」を付けている場合と、
付けていない場合とで、何が違うのでしょうか？
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

回答に非ず。具体的な答えは私も持っていません。


> MAPIMessages1.RecipAddress = "SMTP:" & Text2.Text
> というのがあるのですが、「SMTP:」を付けている場合と、
> 付けていない場合とで、何が違うのでしょうか？

「SMTP:you@example.com」の方が正式のようですが、
「you@example.com」でも違いは無いと思います。多分。

仮に接頭辞を付けたとしても、手元の環境で試した限りではそれが
smtp: でも http: でも isbn: でも telnet: でも、実際には
その後のアドレスしか読まれませんでした。そういうものなのかも。


なお、MSMAPI だけでなく他の MAPI インターフェイスも調べてみたところ、
「MapiRecipDesc 構造体」の lpszAddress では、
"SMTP:you@example.com" または "FAX:0123-456-789" 形式を
サポートしているとのことでした。


[MAPI プログラミング インターフェイス]
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc421157.aspx

[MapiRecipDesc 構造体]
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/dd296720.aspx

[32 ビット プラットフォームの Simple MAPI 用 Mapivb32.bas]
[Updated Mapivb32.bas for Simple MAPI on 32-bit platforms]
http://support.microsoft.com/kb/163216/ja-jp
http://support.microsoft.com/kb/163216/en-us

[Outlook 2013 MAPI Reference]
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/office/cc765775.aspx

[Outlook 2010: MAPI Reference]
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=3258

魔界の仮面弁士 様

返事が遅くなってしまいまして、申し訳ありません。
また、いろいろとすごく詳しく調べていただきまして、
ほんとうにありがとうございます。

　　今までは、
　　「you@example.com」で正常に送信できていたのに、
　　「SMTP:you@example.com」でないと送信できない。

という報告を受けたので、調べていた次第です。
よくよく話しを聞くと、今までとは違う拠点で発生している事象ということなので、
環境によっては「SMTP:」を付ける必要がある、ということは理解できたのですが、
「なぜ必要なのか」「どんな場合に必要なのか」が未だに分かっておりません。
(メーラーの設定等々で回避できるものなのかもしれませんが)

事象の回避はできていますので、とりあえずはよしとすることにします。
ご協力、ありがとうございました。