テキストボックスのちょっと便利な主要プロパティの使用例 (10個) (SNo.047) 1.テキストボックスを読み取り専用にする 2.テキストボックスをパスワード入力用に設定する 3.テキストボックスでタブ文字を入力可能にさせる 4.入力文字を大文字又は小文字に変換 5.フォーカスが移動しても強調表示のままにしておく 6.入力文字数を指定文字数に制限する 7.テキストを中央表示・左側に配置・右側に配置する 8.テキストの末尾に追加書き込みをする 9.テキストを折り返して表示/折り返さないで表示を設定する 10.テキストボックスの内容が変更されたかどうかを取得する |
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使用コントロール | Button1 〜 Button10 TextBox1 〜 TextBox10 |
その他条件 | WindowsXP(Vista) Visual Basic 2005(VB2008) |
1.テキストボックスを読み取り専用にする
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click 'テキスト ボックスのテキストを読み取り専用に設定 'TextBoxBase.ReadOnly プロパティ 'テキスト ボックスのテキストが読み取り専用かどうかを示す値を取得または設定します TextBox1.ReadOnly = True End Sub |
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2.テキストボックスをパスワード入力用に設定する Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click 'パスワード入力用に設定する 'TextBox.PasswordChar プロパティ '単一行 TextBox コントロールでパスワードの文字を 'マスクするために使用される文字を取得または設定します TextBox2.PasswordChar = "*" End Sub |
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3.テキストボックスでタブ文字を入力可能にさせる Private Sub Button3_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button3.Click 'テキストボックスにタブ文字を入力させる 'TextBoxBase.AcceptsTab プロパティ 'タブ オーダーに従って次のコントロールにフォーカスを移動させる代わりに、 'コントロールにタブ文字を入力させる複数行テキスト ボックス コントロールで 'Tab キーを押すかどうかを示す値を取得または設定します。 TextBox3.AcceptsTab = True TextBox3.Multiline = True End Sub |
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4.入力文字を大文字又は小文字に変換 Private Sub Button4_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button4.Click '入力文字を大文字又は小文字に変換します。 'TextBox.CharacterCasing プロパティ 'TextBox コントロールで入力された文字の大文字と '小文字を変更するかどうかを取得または設定します If TextBox4.CharacterCasing = CharacterCasing.Lower Then TextBox4.CharacterCasing = CharacterCasing.Upper Else TextBox4.CharacterCasing = CharacterCasing.Lower End If End Sub |
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5.フォーカスが移動しても強調表示のままにしておく Private Sub Button5_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button5.Click 'フォーカスが移動しても強調表示のままにしておく 'TextBoxBase.HideSelection プロパティ 'テキスト ボックス コントロールがフォーカスを失ったときに、 'そのコントロールで選択されているテキストが強調表示された 'ままかどうかを示す値を取得または設定します。 TextBox5.Select(4, 3) TextBox5.HideSelection = False End Sub |
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6.入力文字数を指定文字数に制限する Private Sub Button6_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button6.Click '入力文字数のMaxを10文字に制限する 'TextBoxBase.MaxLength プロパティ 'ユーザーがテキスト ボックス コントロールに入力または貼り付けできる '最大文字数を取得または設定します。 TextBox6.MaxLength = 10 End Sub |
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7.テキストを中央表示・左側に配置・右側に配置する Private Sub Button7_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button7.Click 'テキストを中央表示・左側に配置・右側に配置する 'TextBox.TextAlign プロパティ 'TextBox コントロールでテキストをどのように配置するかを取得または設定します。 '中央表示・左側に配置・右側に配置 If TextBox7.TextAlign = HorizontalAlignment.Left Then TextBox7.TextAlign = HorizontalAlignment.Center ElseIf TextBox7.TextAlign = HorizontalAlignment.Center Then TextBox7.TextAlign = HorizontalAlignment.Right Else TextBox7.TextAlign = HorizontalAlignment.Left End If End Sub |
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8.テキストの末尾に追加書き込みをする Private Sub Button8_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button8.Click 'テキストの末尾に追加書き込みします 'TextBoxBase.AppendText メソッド 'テキスト ボックスの現在のテキストにテキストを追加します。 TextBox8.AppendText("ABCD") End Sub |
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9.テキストを折り返して表示/折り返さないで表示を設定する Private Sub Button9_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button9.Click 'テキストを折り返して表示 'TextBoxBase.WordWrap プロパティ '複数行テキスト ボックス コントロールで必要に応じて '自動的に次の行に折り返すかどうかを示します() TextBox9.WordWrap = True End Sub |
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10.テキストボックスの内容が変更されたかどうかを取得する Private Sub Button10_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button10.Click 'テキストボックスの内容が変更されたかどうかを取得する 'TextBoxBase.Modified プロパティ 'コントロールが作成されてから、またはコントロールが最後に '設定されてから、ユーザーがテキストボックスコントロールを '変更したかどうかを示す値を取得または設定します。 If TextBox10.Modified Then MessageBox.Show("文字列が変更されました。") Else MessageBox.Show("文字列は変更されていません。") End If End Sub |
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VB6.0 には無い、テキストボックスのプロパティや人に聞けないプロパティの設定をまとめて見ました。 同様に他のコントロールでも、VB6.0 には無い新しい機能が追加されているので、プロパティウィンドウで調べて見て下さい。 |