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タイトル Re^3: コンポーネントの参照設定でエラー
投稿日: 2013/06/24(Mon) 16:30
投稿者魔界の仮面弁士
> 現在、VB6で開発したシステムの改修を行う予定なのですが
> なかなか開発環境が整わず苦戦しております。
> ほかに必要な情報がございましたらご連絡いただけると助かります。

VB6 の開発環境は、どのようにインストールしましたか?
(Office VBA の事では無く、単体パッケージとしての Visual Basic/Visual Studio 6.0 の事です)

念のため、管理者権限を持ったユーザーアカウント(Administrator等)で
開発環境を再インストールし、再起動後、そのユーザーで、あらためて
ファイルを開いてみてください。


> ・ダウンロードサイトに掲載されていましたVB6ランタムをインストール
> ・コマンドプロンプトでregvr32で登録

Vector や Microsoft Download Center 等から入手できるランタイム ライブラリは、
その名の通り「実行時」に使われるものであり、いわゆる「ランタイム ライセンス」にて
動作するものです。


一方、「開発時」に必要とされるものは「デザインタイム ライセンス」であり、
これは通常、レジストリに登録されているライセンス情報(※)です。
REGSVR32 などによるレジストリ登録とは別の話なので注意してください。

※ライセンス情報については、レジストリ以外にも、LIC ファイルが使われる場合や
 VB6 の Licenses.Add で動的ロードされる場合などがあるのですが、一般的には、
 開発環境をインストールした時にレジストリに登録されるライセンスを利用します。

なお、デザインタイムの再頒布は許可されていません。


また、ここでいう「開発時」とは
 ・Excel シートや Internet Explorer 上の HTML にて、ActiveX コントロールを利用する際
 ・VB 開発環境で、フォーム等に ActiveX コントロールを貼りつける際
 ・VB 開発環境で、ActiveX コントロールを使ったソースを開く際
 ・VB6 の Controls.Add メソッドでコントロールを呼び出す場合
などを指します。


VB6 で作成した EXE の場合は、こうしたライセンス情報が
コンパイル時に埋め込まれるため、作成した EXE を実行するだけならば、
開発ライセンスは不要であり、ランタイムのみで動作します。

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