投稿日 | : 2004/02/17(Tue) 02:20 |
投稿者 | : 魔界の仮面弁士 |
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タイトル | : Re^2: 配布用ファイルについて |
>> 配布ファイルは、VB添付のディストリビューションウイザードを使用します。
DAO 3.51を利用したプロジェクトを『ディストリビューション ウィザード』で
パッケージ化した場合、必要なモジュールもインストーラに組み込まれます。
あるいはexeとは別に、Jetの部分だけをパッケージ化したモジュールを
先にインストールしておいてもらう、という方法もあります。
http://support.microsoft.com/?kbid=172733
いずれにしても、セットアップさえ正しく行えば、他のOS環境でも問題なく動くと思いますよ。
>> VBに必要なDllは梱包されるのは理解できるのですが、MDBを使用するための
>> ???はどうなるのでしょうか。
「???」というのは何の事かわかりませんが―――Jet自身のService Packの違いなどによって、
多少、動作が異なる事はありえます。(Jet 3.5x系はSP3、4.0系はSP8が最新です)
http://support.microsoft.com/?kbid=239104 などは、その一例です。
(といっても、SPの違いが問題になる事は稀ですけれどね)
OSの違いで気をつけなければいけないとすれば、テーブル名などに日本語を使っていた場合です。
特に、『ー』(長音記号)が利用されていた場合、Windows98上では正常に動作したのに、
WindowsXP上では問題が発生する…というケースも報告されていますので、日本語名を
使ったテーブル設計は、避けておくようにしてください。
もう一つ、配布の際に留意しておく必要があるのは、「権限」に関してです。
権限が低いと、インストール時に問題が起きる可能性もありますので、基本的には、
Administratorsグループに所属するユーザーでインストールさせておくのが無難でしょう。
あとは、デスクトップODBCドライバの配布の問題でしょうか。
ディストリビューションウィザードでのパッケージ生成時に、ODBCドライバを
同梱させる予定がある場合は、下記の記事を読んでおいて下さい。
http://support.microsoft.com/?kbid=244040
それと、ディストリビューション ウィザード自身のバグ問題があるので、
それらの回避策についても把握しておく必要はあるでしょう。
> (MicrosoftDAD3.51Library ではなく MicrosoftDAO3.51Library だと判断したのですが)
……おそらくは、3.6の事ですよね。
今回の要件であれば、3.51系で大丈夫だと思いますよ。(3.6でも接続できますけれどね)